XMEX - XMouse EXtension Ver 1.0.4 Copyright (C) 1997 Nakatsuka --------------------------------------------------------- [ご使用の前に] このドキュメントには, 使用方法, および, 使用上の注意が記 載されています. 必ず使用前に目を通していただきますようお 願いいたします. [概要] MS-Windows95用のPowerToysには, XMouseというアクティブウィ ンドウ切り替えツールがついていますが, "ウィンドウを背面に まわす"という機能がありません. XMEXはウィンドウのキャプショ ンを右クリックする事により, ウィンドウを背面にまわす機能 を提供します. [動作環境] MS-Windows 95/98,MS-Windows 2000/XP XMEX単独で実行できますので, XMEXを使用する際XMouseは必要 ありません. 以下の環境で動作確認を行っております. ・MS-Windows 95 日本語版 ・MS-Windows 98 日本語版 ・MS-Windows 2000 Professional 日本語版 ・MS-Windows XP Home 日本語版 コマンドプロンプト等,一部のウィンドウは背面にまわりませ ん. Microsoft Officeに対しては,正常に動作しません. 動作確認は作者の環境でのみ行っております. 環境によっては 動作しない可能性もあります. [インストール] インストーラは添付されておりません. 適当なフォルダにxmex .exe, および, xmexdll.dllを入れるだけで, インストールでき ます. 必要に応じて, xmex.exeへのショートカットなどを作成 してください. [アンインストール] アンインストーラは添付されておりません. xmex.exe, xmexdll.dll を削除することでアンインストールできます. 作成したxmex.exe へのショートカットを削除しておいてください. [使用方法] ・起動 エクスプローラからxmex.exeをダブルクリックするなどで起動 できます. オプションはありません. 起動しても, 起動したことを示すメッセージ等は表示されませ んのでご注意ください. 起動したことを確認される場合は, も う一度実行すると, XMEXの解放を問い合わせるダイアログボッ クスが出ますので, このダイアログボックスが開くことで確認 してください. ・解放 もう一度xmex.exeを実行すると, XMEXの解放を問い合わせるダ イアログボックスが出ます. はいを選択すると, 起動している XMEXを解放します. ・使用方法 ウィンドウのキャプション(ウィンドウのタイトルなどを表示し ているウィンドウ上部のバーです)で右クリックすることにより そのウィンドウを背面にまわします. [トラブルシューティング] ・XMEXが起動しているかどうかわからない 起動しても, 起動したことを示すメッセージ等は表示されま せんのでご注意ください. 起動したことを確認される場合は, もう一度実行すると, XMEXの解放を問い合わせるダイアログ ボックスが出ますので, このダイアログボックスが開くこと で確認してください. ・いつも最前面に配置されるウィンドウが背面にまわらない 時計などのアプリケーションには, 常に最前面に表示される ウィンドウがありますが, 誤って背面にまわさないようにす るため, これらのウィンドウは背面にまわさないようになっ ています. ・通常のウィンドウ表示でないアプリケーションの設定などで 右クリックを使用するが, このとき, ウィンドウが背面にま わってしまう. 時計などのアプリケーションには, ウィンドウのスタイルが 通常のものと異なる場合があります. このようなアプリケー ションでは, 右クリックで設定などが出来るようになってい ることがありますが, XMEXはこの右クリックに反応して, 背 面にウィンドウを移動させてしまいます. ウィンドウが重な らない位置で右クリックするか, 一度, XMEXを解放してくだ さい. ・コマンドプロンプトが背面にまわらない 一部のウィンドウは背面にまわらないことを確認しておりま す. ・Microsoft Officeを背面にまわすと,以後のXMouseのフォー カス動作がおかしくなる. XMouseでAutoRaiseの設定等を利用している時に,Officeのウィ ンドウを背面にまわすと,以後,AutoRaiseするはずのウィン ドウが,後ろにまわってしまう等の現象が確認されておりま す.この場合,一度すべてのウィンドウを最小化すると,正 常な動作に戻ります. [免責] このプログラムの使用によって何らかの損害を被ったり, 何ら かの不利益を被っても, 作者はそれに関する一切の責任を負い ません. 作者は, それらの損害に対する対策や賠償の責務を負 いません. このソフトウェアの使用は, 使用者個人の責任にお いて行ってください. [ライセンス] このソフトウェア, 及び, このソフトウェアアーカイブに含まれ るファイル, また, 以上のファイルからの派生物は, GPL ver.2 に基づく配布が認められています. [EOF]