PC Setup

これは, PCの設定をした時の記録です. こういうのは, 同じ作業が多いんですが, その度に忘れてしまって, もう一度どうだったかなと探したりするものなので, 残しておこうかと.

免責

ここに書かれている設定等は, 私の環境で動作しているものです. すべての環境においてこの設定で必ずしも動作するとは限りません. また, そのまま使用すると危険な設定, コマンドもありますので, ドキュメント等を読んでください.

ここに記されている設定を使用した場合, もしくは, ここに記されている設定を変更したものを使用した場合に 生じる損害について, 一切の責任をとりません.

ここに書かれている記述は必ずしも正しいものではありません. 誤りがあった場合は御容赦下さい.

構成

CPU AMD Athlon
M/B VIA KT133 AGP
IDE1 Primary HDD IBM
IDE1 Secondary ATAPI DVD-ROM HITACHI
SCSI Advansys Ultra SCSI + SDAT (Melco IFC-USP-M2)
SCSI 0 IDE HDD(SDAT) Maxtor
SCSI 1 CD-R Plextor
SCSI 2 MO Fujitsu
VGA GeForce2 MX AGP
Ethernet RTL8139
Sound Yamaha YMF-744/754

WindowsとLinuxのインストール

IDE HDDにはwindows, SCSI HDDにはLinux と決めてインストール作業に移ります.

Windows: Windowsはどうやっていれるんだっけ

Windows95+Windows98SE upgrade という組み合わせでインストールします. もちろん, Windows98SEのクリーンインストールです. 問題は, ブートディスクが無かったことです^^;. こういうのは, きちんと保管しておかないといけませんね. とりあえず, 別のマシンでブートディスクを 作ってインストールをすることにします. で, Windows98SEのインストーラを起動したんですが, インストールに必要な作業用パーティションが無い と言ってインストールできませんでした. FDISK, FORMATを自分でしないといけないのかぁと 思って, FDISKを探したんですが, 無い!. 結局ブートディスクに FDISKとFORMATをコピーして領域を 作りました.

Linux: 頑固なDisk druid

Linuxのディストリビューションとして, Kondara MNU/Linux 2000を使います. パーティションを切るときに, Disk druidが, /bootはディスクのはじめの方にしか作れないと思いこんで, 勝手に移動させたりしましたが, なんとかやりすごします. ブートローダにはgrubを使うので, ブートディスクは作成して, LILOは入れません.

grub: grubを入れよう

grub は強力なブートローダです. これを入れて, WindowsとLinuxのデュアルブートにします. grubのメニューファイル, 及び, Linuxのカーネルなどを 置くためのパーティションをIDEの方に作成. このパーティションはWindows領域の後ろに作ったのですが, grubは8GBを越えてロードできるので, 大丈夫です. (逆に, このためにDisk druidではまるわけですが). このパーティションにmenu.lstを作成, ファイルをコピーしておきます. menu.lstはこんな感じ, そのままは使えませんので注意. grubはファイルをダウンロードしてきて, コンパイル・インストール. できたstage1とstage2をフロッピーディスクに書きこんで, そこからブートします. grubのブートディスクからWindows, Linuxがブートできることを 確かめてから,

install=(hd0,1)/grub/stage1 (hd0) (hd0,1)/grub/stage2 0x8000 p /grub/menu.lst
といった感じで インストール. (こちらも, そのままやると危ないので注意)

(追記: 普通は,grubinstとか使うんだよね)

grub: おや, Windowsがブートしない・・・

grubを入れたのはいいんですが, Windowsをブートしようとするとgrubがまたロードされてしまいます. ここで, grubのインストールの時に打ちこんだコマンドを思い出して, "うぁ, しまった!, コマンド間違った!". MBRに書きこむために (hd0)とすべき所を, (hd0,0)としたために, Windowsのローダを消してしまったんですね. うーむ, とりあえずなんとかしようと思って, Windowsのfdiskとかいろいろやってみるも, 復旧できないばかりか, fdiskからWindowsパーティションが見えなくなりました. 仕方なしに領域の解放と確保を行ったんですが, どうも領域のサイズが変なので, もう一度Windows, grubのインストールをやりなおしT_T. Windowsのローダの直し方ってないですかねぇ.

(追記: よく考えると,95/98ならsysコマンドでローダをインストールしてやれば良いのでした)

Linux: XFree86 4.0.2

GeForce2 MXなので, XFree86を4.0.2に上げます. 適当な所から, ダウンロードしてきます. 今回は, Xxserv, Xvar, Xmod, Xlib, Xetc をインストール. まず, もともとある/usr/X11R6, /etc/X11をバックアップしておきます. その後マニュアルに従ってインストールします. Xconfiguratorでの設定がだめだったので,

XFree86 -configure
でXF86Configを作りました. このまま実行すると, startxが変わってしまい, キーボードも変で, フォントも問題があったので, /etc/X11/xinitの一部を Kondaraデフォルトのstartxになるように 書き戻します. また, XF86ConfigのFiles, InputDeviceセクションも書きかえます. XF86Configはこんな感じ

Linux: Linux 2.4.0とALSA

YMF-744/754を使いたかったので, ALSA 0.5.10をインストールします. しかし, インストールしても, kmallocで 変なメモリ確保をするようで動きません. この際と思い, カーネルも2.4.0に上げてみます. devfsは使用せずに2.2.xと同じような設定にしました. OSS/Freeも有効にしてます. 次に, ALSAをコンパイル. サウンドカードの設定についてを見て, /etc/modules.confはこんな感じのものを追加. alsaconfでも同じような設定になるはずですし, 通常はalsaconfでOKでしょう.

Linux: ALSA 0.5.10と0.5.10a

ところが, ALSA 0.5.10では, YMFの初期化がうまくいっていないようで, WindowsやOSSで初期化されていないと落ちてしまいます. ですので,

/sbin/modrpobe ymfpci
/sbin/rmmod -r ymfpci
のようなものを, /etc/rc.d/alsasoundの最初に追加してたんですが, ALSA 0.5.10aにした所, この問題がなくなりました. ALSA 0.5.10aではLinux 2.4.0もサポートされているようなので, こちらを使います.

Windows: Direct X8

話かわって, Windowsです. Direct X8を入れて, 3Dゲームをやってみると, 途中で, OSごとフリーズしてしまいます. 感じとしては, ハングアップしてるようで, いろいろ実験してみると,

といったようすでした. で, いろいろ調べてみた所, AGPドライバが怪しそうなので, VIAの最新のドライバを入れた所, うまく動作しました.

Linux: NFS

Linuxのカーネルを2.4.0にした所, NFSマウントができなくなってしまいましたが, portmapを起動させるようにすると, マウントができるようになりました. (Kondaraのデフォルトカーネルでは起動させておかなくても大丈夫だったので, 気付かなくて, 少し悩みました)