2011年11月27日(日) 22:22
最近読んだ本でこれは!と思った話があったので、少々聞いていただきたい!
※私の場合「少々」と言っていても随分長いこともあるけど(笑)
「売れる!ネーミング発想塾」齋藤孝
別に、ネーミングに関して困ったことなど無かったのですが、齋藤先生の本が読んでみたかったので、借りました。テレビにもよく出ている先生で、本とすれば「声に出して読みたい日本語」シリーズが有名かな。
ちゃんとネーミングに関してのアドバイスの本で、全般は名前は「イメージ型」と「説明型」に分かれる、とか書いてあるんですけど、後半の「シリーズ化」(マンネリ)の部分から、齋藤先生の本性が出ている気がします(笑)
私は、ウルトラマンシリーズも男はつらいよ(寅さんシリーズ)も全然知らないのですが、これらのシリーズのネーミングに関して先生が熱弁しているのが、すごく面白いです。例えば、
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しかし、さすがに言葉にネタが尽きたのか、第20作は「寅次郎頑張れ!」である。これはいただけない。「やっちゃった」感が強い。寅次郎はすでに毎回がんばっている。今さら「がんばれ!」と言われて困るだろう。
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とあります。確かに、と私も思いました^^ 私は上にウルトラマンシリーズって書きましたけど、本当は「ウルトラシリーズ」で(第1作がウルトラQ)ウルトラを踏襲するべきなのに「ウルトラマンタロウ」ってどうなのか、とか(第3作めのウルトラセブンは良い。)「帰ってきたウルトラマン」に、帰ってくるのかよ!とツッコミを入れたかった齋藤少年 などと大変、イイ意味で感情的な、ネーミングに関しての論文です(笑)
次の本です。
「黒いマナー」酒井順子
表紙も真っ黒(に白い線でネコが書いてある)印象的な本です。私はこの方のことをを全然知らなかったのですが、本の奥付や、筆者紹介から読むクセが付いているので、そこでちょっと前情報を得ました。
2004年に「負け犬の遠吠え」でエッセイの賞を取ったり、流行語大賞にノミネートされた?とか。そういえば、聞いたことあるなと思いました。(一応7年前の、負け犬〜が何が分からない方の為に説明しますが、当時30代、未婚、子ナシ、でも私は幸せだというエッセイで、「負け犬」というのは一種の謙譲語ね。だから自分で言ってもいいけど、ひとに言うのはナシだ)
黒いマナーというのは「どうなっているか明確になっていないところを、はっきりさせよう」という意味で付いているのだと思います。本の中でたくさんあがっているので全部説明できませんが、
母と娘の間のマナーには、
「ニンテンドーDSは、不用意に与えない」
「携帯電話は、積極的にプレゼント」
自慢のマナーには、
過去自慢は 年上の人にする
可哀相自慢は、ここぞというときにチラ見せ
勝負のマナーには、
「勝っても自慢しない」
「敗北にウットリしない」
「勝った者同士でツルまない」
「勝ち続けない」
等です。私は本を借りるときに(これは私じゃなくてもそうでしょうが)最初の数ページをどんなカンジかな?と読みますが、そこに書いてあった「ふくさ」の話が一番印象に残っています。
ふくさ というのは、祝儀袋や香典袋をつつむものです。
結婚式で、既婚の友人は家紋入りの立派なふくさを持っているのに、私を含めた独身の人達は、祝儀袋をそのままバッグから出したり、ビニール袋から出したり・・・
と、差があると。これらが「結婚して初めて身につくマナーなのだな」と筆者は言っています。
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そして私は「世の親は、たとえ結婚していなくても、娘が三十を過ぎたら服紗をプレゼントしてやった方がいいのではないか?
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の部分に「うんうん」と思いました。私は喪服、数珠、フォーマルなカバン、フォーマル用の靴は持っているのです(※)が、「ふくさ」を持っていません。※持っていると言っても、1年前にやっと揃えた所ですが
以前、フォーマルスーツが必要になったとき(お通夜ですが)、「ふくさが無い」と気づいたのですが、お悔やみに関係するもので、前日手に入るとしたら、香典袋だけです。しょうがないのでそれっぽく見える紫色の風呂敷を探して、それに包み、バッグの中に入れました。ふくさから香典袋を出す所までは、皆あんまり見ていないので、ごまかせた気がします。
ふくさはともかく、喪服(礼服)は就職したら、「今、いるか?」と思うタイミングで、早めに買うのがコツです。慌てても、手に入らないものだからです。家族に借りるから、と思っていたら親戚に不幸があった場合、借りられないので、自分用が要ります。
リクルートスーツは黒っぽいですが、明らかに(男性と違い)女性は形が違うので、兼用はできないと思います。男性は暗めのスーツに黒ネクタイでいいのにね、ラクだなぁと思います。
20代前半で買っても、30代までは着られます(体型が異常に変わっていなければ)今だと、1万円でスーツとバッグと数珠とネックレスが付いているものまで、あります。若いころはそのくらいで十分だと思うんですけど。40代になったら、立派なフォーマル買えばいいんです(笑)
ということで、若いとあまりお通夜等に行かないので「まだ買うのはいいや」とのばしている方が居たら、イヤな言い方ですが不幸はいつあるか分からないので、フォーマルスーツは(安いのでいいので)用意しましょう。
私は、ふくさを用意します^^ 慶弔兼用のがイイな、相場が分からないけど。
あと、片付けに関する文庫本を買ったのですが、もう目の付かないところにしまったので、タイトルが分かりません(笑) いや、その本の言うとおり「使っていない化粧品を処分する」事で出来たスペースに、ごっちゃになりかけていたCDと文庫本を入れたので、本棚がスッキリしているのですが。
私の部屋は、「足の踏み場が無い」とか「ものが散らかっている」とか、そういうのではないのです。ですが、それは、自由に使える部屋が2つある幸運のおかげであって、自分の部屋が6畳1部屋だったら、布団敷くスペースもないと思います(笑)
何て言うんだろう、「惜しい」ってカンジでしょうか。もう少し片付け上手になれるハズなのですが、そこが出来ないというか。
私は案外捨てるほうですが(布は長い間持ってるけど/笑)、オタクなので、それなりにモノが多いんですよね(笑)それでも、今はマンガ買う量少ないし、同人誌やグッズを余り買わないタチなのに収納に困っているのは、まぁ衣装が多いのと、入れ方が悪いんだって分かってるんですけど^^
私の母は、モノが多い(貰う、捨てない)のに、片付けは出来るという「片付け上級者」なので(>その本にそう書いてある)、アドバイスが役に立たないんですよね。昔、私が自分の部屋の片付けを終え、「片付いたなー」と休憩していたら、
「片付けられよ!」(←富山弁です)
と、言われたこともありますし(笑)「片付いている」の完璧感が違うんですよ、だから参考にならない。
何で片付けの才能、遺伝しなかったのかなー。母は「否方向音痴」で私は「方向音痴」なので、イイ所は似ません(笑)
written by lovebishop
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