月祈日記帳

2012年2月7日(火) 17:46

映画を見たのですが

京極先生の、魍魎のハコ(カタカナですみません)を全部読んでから、その映画版を見ました。

ダイジェストか?

と思う展開でしたが、しょうがないのかもしれません。
ちゃんと映画にするには、ロードオブザリングみたいに3部作にするしかない(笑)2時間では、あの話は全部終わらないよ。「姑獲鳥の夏」の映画版は、割とよく出来ていた(というか許容範囲だった)んですけど。

私は、京極先生の本のページ数だと(例えとして東野先生の作品を比べると)読むのに3倍かかりますが、もし本の代金が、3倍しない(2倍とか)だったら、コストパフォーマンスが良くて、いいと思います(笑)
ただ、持ち運びに手間取るからなぁ〜そこがどうも。


東野先生の「プラチナデータ」が映画になるそうなので(来年?再来年?)、どうせいつか読むから、買いました。私は帯に「映画化!」と書いてあって、「踊らされている!!」と見えても、気にならないタチです(笑)だってソレで買ったんだし。
「マスカレード・ホテル」も出たばっかりの頃は、王様のブランチとか出てたよねー。確かに面白かったですよ。

「マスカレード・ホテル」の前に、「ウィンクで乾杯」という、東野先生の20年前の小説を読んでいました。カセットテープとか、豪華な車に電話がついていたりする所が、時代を感じます(笑)しかも主人公の女性がコンパニオンなのですが(パーティーとかに呼ばれて、お酌等をする職業の女性。そういう事務所に所属している)、コンパニオンの職業は今もあるでしょうけど、今では、コンパニオン女性メインで推理小説は書けないだろうなー、と思いました。ああ、バブリーvv


私は東野先生は(内容もさることながら)タイトルをつけるのが上手だなーと思っているのですが、「ウィンクで乾杯」は、雑誌に載っている時は「香子の夢」だったそうです。(香子は主人公の名前)
前読んだ狂言誘拐の話「ゲームの名は誘拐」も、雑誌の時は「青春のデスマスク」だったそうです。>「青春のマスク」という言葉は小説内に、ゲームの名前として、出てくる

そうか、最初から、ばっちりした名前をつけて書き出せたわけじゃなくて、やっぱり少しずつ、上手になっていったんだなぁと思いました^^
「新参者」なんてそのままだけど、イイタイトルついてるなーって思ったもの。

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