月祈日記帳

2011年10月30日(日) 22:22

映画を見てきた

今日は、「ステキな金縛り」を見にいってきました。映画館にいったら人が溢れてて、
何だこれは??今日、何かのサービスデーで、安い日?新しいアニメか特撮でも始まったのか?
それとも昨日のTV効果で、全部「ステキな金縛り」目当てか?と疑問に思いました。
(昨日は三谷監督の”ザ・マジックアワー”が、TVで流れていたので)
入場に5分ほど遅れましたが、まだCM中ですので!と受付のおねーさんも言うので急いで入りましたが、別に満席ではありません。(まぁ見やすい位置の席は埋まってたけど)
混んでいたのは、プリキュア目当ての家族客がいたのと、どうやらチケットをもぎる人が(コレは蔑称ではないよね?^^;入場チケットをちぎる人)普通2人いるのに1人だったりして、ちょっと人手不足だったんでしょう。あと2つ、洋画が流れる時間に行きましたけど、それ目当ての人は、あんまりいなさそうだし。
まぁそんなワケで「ステキな金縛り」見てきました。「ザ・マジックアワー」みたいな、全面コメディーかと思ってたんですけど、案外、ヒューマンというか、ハートフルな話でした。
私、昨日のTV放送は見てなかったんですけど、「ザ・マジックアワー」大好きで、ここ10年で見た映画の、5指に入るくらい面白かったと思っています。
まぁ私みたいな、たまにしか映画見ない人に言われても、ってカンジでしょうけど(笑)

あとは「K-20」と「バルトの楽園」と「ロードオブザリング」ですね。
「K-20」は金城サン主演の映画で、特に期待はせずに「何となく見るか」と思って見た映画でしたが、すごく面白かったです。
サーカス団の軽業師の男性が、怪人20面相にだまされて、怪人20面相として追われるハメになってしまうんですよ。で、自分にかかっている疑惑をはらすために、ニセの怪人20面相をやりながら、本物の怪人20面相を捕まえにいくのですが、その本物の怪人20面相が、実は・・・!!
という展開です。(時代は、架空の日本の昭和24年、ハイカラでモダンな服装がカッコイイ)


うちに帰ってきてから楽天レンタルで来ていた、ミス・マープルのDVD(洋画)を見ました。
ミス・マープルというのは、アガサ・クリスティーの生み出した探偵の1人で、田舎に住んでいる、ごく普通の、老婦人です。そういう普通の老婦人が、謎を解いてしまうのがオモシロイのですね、ミス・マープルシリーズは。
職業として探偵の話がよければ、エルキュール・ポワロシリーズを読んだり、(ドラマや映画を)見ればイイと思います^^
「牧師館の殺人」は、原作読んだはずなのに、ほとんど忘れてて、新鮮に面白かったです(笑)
「パディントン発4時50分」に関しては、アニメの「名探偵ポワロとマープル」を最近見たのもあって、流石に犯人とか覚えてましたが(笑)、それでももちろん楽しめました^^
原作では、ポワロとマープルは会うことは一切ないのですが、アニメにするのに、マープルの甥のレイモンド(作家。これは原作にも居る)に16歳の娘がいることにして(=アニメオリジナルキャラクター)、そのキャラ:メイベルが、ポワロの事務所でお世話になる(見習い?)、ってことで、両者出てきます。なので話(事件)がポワロの話だったり、ミス・マープルの話だったりします。
アニメは、主要キャラの声が皆「俳優さん」で、ちょっともったりしてるかなーと思い、そこが残念なのですが、原作を楽しむつもりで見ていました^^

ちなみにアガサの話、犯人の動機は、ほとんどが金であって、それがきっちりしていてイイと思っています。
実はこの人とこの人が愛し合っていて(愛ゆえに)というネタを、読者(視聴者)に分からない部分が、最後にバラされるっていうの、日本のミステリーではありがちですが、それはフェアじゃないなぁ〜と思うんですよ。
動機が愛なら、その部分まで、作中(努力すれば)分かるように、なってないと。
その点、牧師館〜とパディントン〜は、珍しく愛が動機だったな(ネタバレでしたね、ゴメンなさい)
アガサには、5大探偵って言われる代表的なキャラクターが5人(正確には4人と1組)いるんですけど、
私はパーカー・パインという、短編にだけ登場する、統計学で事件を解決する中年のおっちゃんの探偵が、一番好きです(笑)地味だろ^^ もちろん、ポワロやミス・マープルも好きですよ!

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