月祈日記帳

2012年01月28日の記事

2012年1月28日(土) 23:25

宮部先生の本

ちょっと衝撃的だったことが、ありました。

本に関してなんですが、前も書きましたけど、有名で(自分が読んだことない)人の小説を読む場合、最初に何を選ぶか、重要だと思っています。
例えば、私が最近ハマっている東野圭吾先生だと、「容疑者Xの献身」や、「ガリレオ」(>短編集)、又はシリーズの途中ですけど「新参者」でも、いいと思います。ただ「変身」や「名探偵の掟」を最初に読むのはオススメしません。
「変身」は、今まで読んだ東野作品で、唯一怖かったです。「脳にまで到達するケガをおった男性が、手術を受けてから人が変わっていく」という話なのですが、ただただ怖かったです。
「名探偵の掟」はコメディタッチで、すごく面白い話なのですが、「推理小説あるある」ネタなので、慣れてないと、何だと思います(笑)他の作品から入ってほしいです^^
「マスカレード・ホテル」を大分前に買ったけど、まだ置いてある(笑)確実に読むけどさ^^
ちなみに昨日東野先生のデビュー作「放課後」を読んだのですが、面白かったです。解説がいうところの、「捨てトリック」もスバラシイ。>立派な密室トリックなんだけど、ソコが重要でないという、もったいない使い方。


それはよくて、「宮部みゆき」先生についてなんですけど。
私、最初に「クロスファイヤ」読んじゃって、クロスファイヤはそれはそれですごい話なんですけど、報われないというか、悲しいなーと思っていました。それ以降「宮部先生の本、読もう」と思わなくなったんですね。(確か、買ったけど置いてある本もあると思う)置いてあるのは・・・レベル7かな。
で、今日、ウィキペディアを見ていまして、「クロスファイヤ」じゃなくて、私は最初に何を読むべきだったのか!?と思いました。
たくさん本を出しておられますが、「火車」と「理由」と「模倣犯」に興味が沸きました。
で、そのうちこのどれかを読もうかな、と思ってたんですけど。

自分の過去の日記を見ていたら、クロスファイヤを読んでいると書いてあって、それはいいんですけど、「前、火車読んだ時も」と、ありました。
えぇ!??私「火車」読んでるの!?
わー、全然覚えてない。しかも、クロスファイヤの前に読んでるのに、印象に残ってないなんて!!
(最初に出会った作品が、「最初として」合ってなかったので、宮部みゆき先生にハマってないと思っていた。「火車」から読むのは順番的にあっている、と、今の時点でも思っている)
何だろう、体質的に宮部みゆき先生の作風に合わないのか?読んだの、忘れちゃってるくらいに。
ウィキであらすじ読んで、「火車って、すごそうな話だなー」って思ったのに。
別に、ムリに「あわせる」ことないんですがね。
忘れてしまっていることに、ビックリしました。日付的には6年前のことなんですが(同じ、1月下旬です)

しかし宮部先生が、ゲーム好きなのは知りませんでした。意外というか、同じゲーム好きとして、親近感が沸きます^^

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2012年1月28日(土) 23:24

麒麟の翼

映画「麒麟の翼」見てきましたよー。私は、普通(予想通り)だったんですが、一緒に行った母が「はっきりいって面白くなかった」と言っていて、ショックでした。
母はあまりモノを褒めないので(例えば外食で「おいしい」と言うことがない。よくて「普通」)
まあ、それを差し引いても面白くなかったか・・・残念。(ロボジーは「普通」と言っていた)

私まで「普通」と言っているのは、「新参者」だったらもっと泣けたし、ドラマチックだったなーと思いまして。
しかし、原作をどちらとも読んでいる私としても、インパクトでいえば 新参者>麒麟の翼
なので、「麒麟の翼」を映像化したらああだよね、とは思います。
別に、キャストでヘン(イメージ違い)の人もいないし、文→映像にあたって違和感があるところもないし。
原作で大切なのに、何故切ったのか!という映画「カイジ」みたいなところもないし。
私としては予想通り、というか「原作通りに映像化されている」と思ったんですけどね。
加賀が、所轄の自分より、捜査一課の松宮(公言していないが、加賀のいとこ)が発言したほうがいいということで、松宮のお尻(背中?)を押したりするのが、かわいくて良かったです^^
加賀がアベちゃんなのも良いキャスティングだと思っていますが、この松宮が、溝端クンが演じているのが、ピッタリだと思います。
松宮は(原作で)母1人で育っている苦労人なのですが、そんな風には見えない(いわゆる、苦労知らずのおぼっちゃんみたいに見える)という設定なので、溝端クンの顔、それっぽいなと思います^^

それにしても、桃李君の水泳体型っぷりっていったら、なかった(笑)
※実際水泳してたのか知りませんけど、元水泳部員の役なので、回想シーンでそういう格好してる時に「泳ぎ速そうだなー」と思いました^^
以上が「麒麟の翼」の感想です。

あ、上でカイジで「何故入れなかったの!?」と原作マンガ好きの私が思った部分は、
「限定ジャンケンで、チョキ4枚だけ残してしまったが、3勝しなければならない」
という部分です。ここが「限定ジャンケン」部分で一番面白いのになー。
福本先生って天才だなって思ったもの。(実際、作戦勝ちで3勝するのだ、チョキしか持ってないのに)

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