月祈日記帳

2011年11月25日(金) 15:50

カマス

昨日、母が夕飯に魚を焼こうとしていたので、私は(多分カマスだな?)と思いつつも、
コレ何の魚?と聞きました。すると「カマス」との答えで、当たりでした。
そこまでは良いのです。母は、焼きあがったカマスを魚用の細長い皿に盛り付け、私のほうに
出しながら、言いました。

「食べられんかもしれん」

料理作って、そう宣言されたの初めてだ、衝撃的すぎる!!(笑)
アナタは食べられないかもしれないものを人に出すのですか、と言いたかったのですが(事実言いましたが)
正確なことを言うと、
「貰い物の塩干し?したカマスで、かたいから、食べにくいか、あまりのかたさに食べられないだろう」
という事だそうです。
我が家の食卓にカマスが出ることはあるのですが、それはいつも生のカマスを焼いたもので、干したカマスを調理したことは、無かったそうなので。
うちの母、何でも貰ってくるタチですが、「自分がいらないと分かっている」ものまで貰うので、困ったものです。せめて、いらないものは断るようにしたら、と言ったのですが、
「一回断ると、もう物をくれなくなるので、いつも貰うようにしている」
らしいです。
その考え、分からなくもないです。
コレを誰かにあげたい。(無料で。誰かに引き取ってほしい)その場合、言って、断られるかもしれない人より、「”あの人”に言えば、絶対貰ってくれる!」という存在が周りにいたら、すぐその「あの人」のところに持って行きますよね。その、「あの人」になりたい(なっている)らしいです。
だから、母が、「随分、懐かしいカンジのカーディガン着てるなー、今まで見たことなかったけど」と私が感じたら、それは100パーセント、誰かから貰ったカーディガンです。
「私は着ないけど、○○さん(>母)着る?」と言われて、貰ったんでしょう。
着るものに無頓着なのと、ものを長い間取っておくのは、親両方、夫婦揃ってのことらしく、
「靴下と、シャツは、穴が空いたら捨てること」
と、だいぶ長い間結構布教(?)しているのですが、靴下は何とかなってるんですけど、シャツは穴開いてるのに、着ていることもあります。
さすがに我が家でも、今現在は、穴あきシャツを着なければならないほど貧乏ではないと思うのですが、これは何なんだ、価値観の違いか・・・!!
父の靴下の薄さ(長年履いて薄くなっている)にも随分、そうだな・・・もう15年くらいかな・・・気になっています。しかし、薄いのに穴はあかないので、ずっとそのままです。
父の日とか誕生日とかに、まめに靴下を贈っているのですが、効果はありません。まぁ、これは理由は分かっているんです。父は極度に暑がりなんです、だから薄くなってしまっている靴下が涼しくて、イイんでしょう。

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