月祈日記帳

2012年1月15日(日) 23:53

何のマウスか?

私は中学生の時、演劇部でした。正確には2年から(3年まで)演劇部でした。
中2の時に、メインが先輩(3年生)がキャストをつとめて、
「アルジャーノンに花束を」
の劇をやりました。元は小説です。原作をご存知の方おられるかもしれませんが、
はっきり言って中学生がやるにはテーマ(元の話)が難しすぎる(重い)と思います。
まぁ、それをやろうとしたこと自体いいのですが、そこに1つ、不思議な思い出があります。

このタイトルに入っている、アルジャーノンってハツカネズミなんですけど、
劇中(小説中)、そのネズミが迷路をくぐるというシーンに、ネズミのぬいぐるみを使うことにしました。別に(劇を見ている人からは)よく見えないので、紙の塊でも何でも良かったんです。
ただ私は、当時自分の兄が、マウスにネズミのぬいぐるみカバーをかけていることに知っていたので、
「劇で、ネズミのぬいぐるみとして使いたいんだけど」と言って、そのカバーを借りました。
中に、綿だったか紙だったか詰めて使いました。

その時、カバーがかかっている機械自体が「マウス」というのは、語源は、ネズミみたいだからなのだ。
それにネズミのカバーをかけるって、シャレでもない(そのまんまだ)ということを、中2の私は知りました。19年前、1992年あたりの話です。


さて、私は20数歳になって世の中にパソコンが普及し、自分もパソコンを持っている状態になってから、ふと思いました。
当時も確かに「パソコン」はあった。ただ、パソコンというのは「パソコン通信」をしているような大人が持っている、たいへん高いもので、当時兄は高校生(兄は3歳上)である。
うちは経済状態も良くないし、その時「パソコン」が家にあったはずはない。
アレはなんかもっと、小さなゲーム機だったはずだ、モニターも小さかったし。(それもきっと自分で買ったのではなく、兄も誰かから貰ったんだと思う)ただ確かに、「マウス」はついてた。

なんだアレは。

そう数年考えていて、噂に聞く「PCFX」かな?と思ったのですが、時代が違います。>その時にPCFXはない。
しかも今の時代、PCFXの話して「あれねー!」っていう人は、多分アンジェの、天レクのコアなファンくらいだよ(笑)えらいね、PCFX版でクリアした人(天レクのためにPCFX買った人も)
パソコンというかネットがあるから、マウスの歴史でも見れば分かるかな?と思ったんですが、マウスの歴史は意外に古く、マウスから当時の「ソレ」が何か、分かりませんでした。


すっきりしないので、今日(法事だったので)兄と会ったので、直接聞きました。
「アタシが中学生のころ、マウスのついたゲーム機持ってたと思うんだけど、アレなに?」って。
知らなかったけれども知っているという、ヘンな説明になってしまうのですが、兄の答えを聞いて、「ああ、そうかー」と思いました。

兄「MSX。正確にはMSX2」

エムエスエックスツーね〜そうだね〜世代的にピッタリだわ。
でも何で、MSXなんて持ってたんだろ、今(ウィキ見ても)ゲームとしてもパソコンとしても中途半端って書いてあるのに(笑)きっといらない人から貰ったんだろうな、MSXの時代としても後期だし。
しかも今、パソコンのマウスに、カバーってかけないよね(笑)いやカバーはきっとあるとは思いますけど、一般的に、かけませんよね?(私はフェリシモのグッズの、パソコンの本体・キーボード・ディスプレイにかける「カバー」というものを持っていますが、今日久しぶりに使いました/笑)
あんまり使わないから、マウスのカバーもあったのかなぁと思いました。そしてそのデザインがネズミっていう、まったくひねりのないアイテム(笑)
とにかく、謎がとけて良かったです^^

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