「43Mズリーニィ」

 ハンガリー戦車第2弾
 今度はズリーニィII突撃榴弾砲。転輪をインラインスケートのローラーに見立てようとしたのですが、大きさ的に8個の転輪は入りませんでした(笑)。加えてチャームポイントのリーフスプリングサスペンションも描けなかったのが残念。というか、ごちゃごちゃして訳がわからなくなるので断念したと、前向きに捉えてください、お願いします。
 メイド風コスチュームにインラインスケートという組み合わせは、とあるTV番組で放映していた、80年代の懐かし映像によるという事実は、ここではナイショだッ!!(爆)>そんな喫茶店の映像が、そこはかとなく流れていたんですよ?


43Mズリーニィ突撃榴弾砲

 43MズリーニィIIは、ハンガリーの自走榴弾砲で、ドイツの突撃砲を参考に、40Mトゥラーン戦車のシャシーを流用して作られました。武装として105mm榴弾砲を備えており、主に火力支援用に使用されました。ただし大口径砲を備えているとはいえ、基本が榴弾砲であるため発射速度が遅く、対戦車車両としては有用ではありませんでした。
 そのため、本格的な対戦車車両として開発されたのが、44MズリーニィIです。これは105mm榴弾砲に換えて、75mm対戦車砲を搭載したタイプとして開発が進められました。しかし試作車両が完成したのみで、実践には投入されませんでした。


参考文献
グランプリ出版刊 上田信著 「戦車メカニズム図鑑」
光栄刊 望月隆一編 W.W.Uイラストレイテッド「戦車名鑑1939〜45」


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