「F-5A」

 ささきさんの運営なさっている「Crazy★Planet」13000ヒット記念にお送りした絵です。ささきさんたってのリクエスト(F-5にメイドさん希望)より、こんな絵になっています。決して私がメイドさん萌えなワケではありません。ホントです。だから許して下さい。
 しかし、単にF-5Aとメイドさんを描くのでは、イマイチ説得力に欠けると感じたがため、メイドさんにはモップを持たせてみました。するとほら、「F-5Aを綺麗にした後、疲労のために座り込んでしまった」そんな雰囲気が出てきたでしょ? そういうイマジネーションとの戦いの絵なんです。
 パースが狂っていて、F-5が小さく見えますが、これはエッシャーのだまし絵と一緒です。だから見逃して下さい。


ノースロップF-5A「フリーダムファイター」

 ノースロップ(現ノースロップ・グラマン)「フリーダムファイター」は、アメリカで開発された、簡素で軽量の戦闘機です。同盟国への供与も視野に入れたため、レーダー等の電子機器は全く装備されませんでした。F-5の試作機であるN-156Fは、1959年7月に初飛行し、1963年5月に1号機が初飛行しました。その後1964年4月より空軍への引き渡しが始まり、また1965年1月より供与(イラン向け)が始まりました。
 F-5Aは、GE-J85-GE-13エンジン2機を持ち、その最大速度はマッハ1.4におよびました。固定武装としてM-39 20mm機関砲×2門を装備し、また最大2810kgの爆装が可能でした。そのため制空戦闘機としてだけでなく、戦術爆撃機としても多用されました。翼端には増槽またはAIM-9対空ミサイルを装備する事ができました。絵では翼下パイロンに50lb対地爆弾を12発、中央に568リッター増槽、翼端にはAIM-9B"サイドワインダー"を2発装備しています(見えないから、適当に言っています)。
 F-5シリーズには、初期生産型のA型(単座)、B型(復座)、A型の改良型であるD型があります。またエンジンをより強力になGE J85-GE-21換装し、機体の一部も再設計した機体が、F-5E(単座)/F(復座)となり、タイガーUの愛称で呼ばれる事となりました。

参考文献
イカロス出版「戦闘機年鑑2001-2002」
NASA Dryden Research Center "Graphics Gallery"

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