「Su-30K」
フランカー@アキモトさんの運営なさっている、「フランカー@アキモトの軍事基地(?)」との相互リンク記念にお送りした絵です。
イラストはマルチロールフランカーのSu-30Kと、ロシア担当のセレ。今回はSu-30Kが主役なので、セレは控えめに(笑)。そのせいか、640×480にトリミングした後のセレの表情は、なんともさみしそうに見えてしまいます。1280×960の作業サイズでは、それほどでもなかったのですが・・・(笑)
しかしですね、ハードポイントに武装を満載した飛行機ってのは、やっぱり精悍で格好良いです。もっとも、それを使う状態にならないで欲しいですが。
スホーイ Su-30K
Su-30Kは、Su-27の複座戦闘機型Su-30にマルチロール機能を追加した輸出型の機体で、当初Su-30MKと呼ばれていました。その後Su-30MKの名称が、推力偏向ノズル付きの機体にあてられたため、Su-30Kと改称されています(ロシア国内向けのSu-30Kと、名称が統一された模様です)。
Su-30Kは、エンジンにパワフルな、サトゥルン・リューリカAL-31Fターボファンエンジンを用い、計12箇所のハードポイントに、最大8トンもの武装を搭載することが可能となっています。
イラストは中国向けモデルSu-30MKKの量産試作機(501号機)ですが、MK→K名称変更により、表題はSu-30Kとさせていただいております。
しかし、Su-30系列は何が何だか判りません。なにせ同系列にはSu-27PU、Su-30、Su-30s、Su-30M、Su-30K、Su-30K-2、Su-30MK、Su-30MKK、Su-30MKI、Su-30MKII、Su-30MKIII、Su-30MKIV、Su-30MKM、Su-30KN、Su-30KI、Su-30I、Su-33UB・・・と数多のサブタイプがあり、しかも名称が変更していたり重複していたり、軍とスホーイ社とで名称が異なっていたりするので(笑)。
参考文献
イカロス出版「戦闘機年鑑2001-2002」
イカロス出版「戦闘機年鑑2003-2004」
文林堂 航空ファンイラストレイテッド「スーパーファイター2000」
Midland Publishing RED STAR VOLUME2「Flankers The New Generation」