「HENSCHEL Hs129 B-2」


 主に東部戦線で活躍した、ドイツを代表する近接支援機。ちなみに日本陸軍では襲撃機というジャンルになります。
 Hs129は、最大12mmの防御装甲・75mmの防弾ガラスに囲まれたコクピットや20mm機銃2丁・30mm機関砲1丁を有する重装備の機体です。その徹底ようときたら、コクピットスペースを確保するために、光学照準機やタコメータ・燃料計等がコクピット外に置かれているほどです。これほどの攻撃機でしたが、ソ連軍の攻撃を支えるにはあまりに少数しか生産されず(870機)、そのほとんどが激しい戦闘の中で失われてしまいました。
 B-2型の他、37mmや75mmの対戦車砲を機下に装着可能なB-2/Waや、40mm対戦車砲を装備したB-3/Wa等の派生機があります。

 雲と地平線の処理に難ありか?

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