「HP42」
看板に偽りあり状態その3。
初めての「純」民間機の登場ですね。
HP42はイギリス・ハンドレーページ社が開発した4発の大型旅客機です。中心線近くに配されたエンジンは、故障に対するバランス変動を最小限に抑える工夫です。またエンジン付近はトイレと荷物室になっており、騒音対策としています。なお本機はトイレを完備した初めての旅客機でした。
本機のもう一つの大きな特徴は、1930年に就航して以来1942年に最期の1機が事故で失われるまで、有償旅客の死亡事故を経験しなかったことです。一時代を担った、最優秀機と言えるでしょう。
本機は最大速度が204km/h、乗員4名・乗客38名の輸送能力を持っていました。
この時代の大型機は、複葉に「これでもか!」とエンジンを並べているので、なんだか憎めません。ちなみにBEAとは、ブリティッシュ・ヨーロピアン航空(現BA)のことです。
色が・・・・、もう滅茶苦茶(爆)。
この絵は、ばくさんのかばんさんが運営なさっている 「ひろしの部屋」の投稿企画「テーマギャラリー」に投稿した作品です。