「F4U-1A」

 久々の米軍機、しかもマリンコ初登場ですね(笑)。以前はTBFも飾ってあったので、厳密には「初」ではないですが(笑)。
 ちょっと失敗なのが主翼の付け根。これですと低翼機に見えてしまいますね。精進が足りないですなぁ。それにしても、コルセアという飛行機は、このアングルが美しいですよね。それ以外はあまり好きじゃないですけど(爆)。こんなのを艦載機として運用しようとした、そして最後には運用してしまった米海軍て、やっぱり凄かったのですね。

 F4Uは米海軍の艦載機として開発された機体で、米海軍初の2千馬力級エンジンを積んだ機体です。P&Wダブルワスプエンジンが生み出す大馬力を効率的に推進力に変えるため、大口径のプロペラを装備し、プロペラのクリアランスを確保するために逆ガル翼を採用した独特のフォルムを持っています。しかし失速速度が高い、着艦時の前方視界が劣悪、翼の折り畳み機構を持たない等の欠点のため空母運用は見送られ、初期型は主に海兵隊で使用されました。
 1A型は、風防形状を半涙滴状にし、主翼折り畳み機構を追加、また失速特性の向上のために主翼前縁にスポイラーを装備した機体で、これにより空母運用が可能となりました。エンジンにはP&W R-2800-8「ダブルワスプ」を用い、最大速度671km/hを誇りました。武装は12.7mm機銃6丁を持ち、また500lb爆弾(227kg)1発を積むこともでき、対地攻撃にも活躍しています。

 この絵は、ステルスさん達が運営なさっている「STUDIO Sequence」との相互リンク記念にお送りしたものです。


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