「FW190-A」


 「War Birds Museum」を運営なさっているchikaponさんより、HP7000ヒット記念に頂きました。地上で整備を受けるFw190Aだそうです。
 機銃の弾道調整の為に尾部をジャッキアップしているあたり、描き込みのこだわりを感じます。こういったジオラマ風のイラストは、格好良いです。chikaponさん、ありがとうございます。

 FW-190シリーズは、Bf109の補助戦闘機としてフォッケウルフ社が開発した戦闘機/戦闘爆撃機です。Bf109の補助という位置づけから、高性能エンジンたるDB601液冷エンジンの使用は却下され、かわりにBMW801空冷エンジンを搭載することとなりました。BMW801エンジンの生み出す1600馬力ものパワーは、優れた機動性、武装の冗長性を産み、FW190シリーズを戦闘爆撃機として使用することとなります。A型はFW190シリーズの初期量産タイプで、660km/hの高速、20mm機銃×4丁(A-1〜4型、A-8型は13mm×2、15mm×4、)の重武装を有していました。
 FW190シリーズには高空性能をアップさせるため、エンジンをJumo213液冷エンジンに換装したD型等、多くのバリエーションがあります。


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