「ホーカー・テンペスト」


 「Shine's CG Gallery」を運営なさっているshineさんより、弊HPの15000ヒット記念に頂きました。どうもありがとうございます。
 絵は、第2次大戦における連合軍最高の中高度戦闘機「ホーカー・テンペスト」です。機首下の強大なインテイクが精悍な傑作機です。さすがシドニー・カム技師。
 などという超個人的な感想はおいておいて、本機の緒言についてお話しします。
 本機は「ホーカー・タイフーン」の不具合点(エンジン冷却や後部構造の欠陥)を、全面的に改修するために再設計された機体です。主翼は楕円翼に改められ、コクピットも視界に優れるバブルキャノピーを採用しました。また機体後部には補強剤を入れ、方向安定のため垂直尾翼も再設計されたのでした。そのためタイフーンから大きくラインが変わってしまい、そのため新しく「テンペスト」という名称をもらったのでした。
 最初の量産型であるテンペストXは、ネピア・セイバーUエンジン(2180hp)を装備し、最高速度750km/hを記録しました。特筆すべきはその低中高度性能で、その高度ではいかなる連合軍・ドイツ軍の戦闘機よりも高速だったとあります。

※オリジナルのファイルサイズが若干大きめだったため、約半分に圧縮させていただきました。


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