中堅組と香水。

私佐咲は、ただ今香水にハマっているところなのですが、
中堅組と香水です。

まず大前提ですが、”お堅い”守護聖様の中で唯一、化粧をし、 香水も付けていそうな人物は、誰でしょうか。
オリヴィエですね。
オリヴィエが香水をつけているのは、コミックス10巻168ページ の、オスカーのセリフからも、明らかです。
まぁ、あれほど着飾っていて、香りの1つもつけていないのでは、 不自然です。
ということで、まず、オリヴィエは香水ユーザーである、と。

次にリュミエールですが、彼はかなり自然派です。
宝飾品の類もあまりつけておらず、もちろん化粧もしていない。
飾らない美しさがある人だと思っています。←これが21歳男に 向けられる言葉なんだから、ビックリだ(笑)
ということで、リュミエールはおそらく香水をつけてはいない でしょう。

ただし、彼にはハーブティがあります。
ハーブティというのは、嫌いなひとに聞けばよく分かりますが、 ものによっては非常に”臭い”です。
もとい、香りがキツイものです。
ということで、リュミエールは(お茶会後などの)時と場合に よっては、かすかに香りを漂わせていることも有るでしょう。

最後に、オスカーです。
私は、この炎の守護聖をやたら笑いのネタばかりにしていますが、 本当は、格好いい人だと思ってるんですよ。
彼は伊達です。聖地の伊達男。

一旦オスカーから離れて、現実世界の男の話になるのですが、 どうも私は、男性で香料というと、頭につけるトニックやらの 臭いしか、思い浮かびません。あまり良いイメージでは無いです。
現実の、それも日本人の男性で、香りまでカッコつけるという のは、難しい話なのでしょう。

それで、オスカーの話に戻りますが。
そう考えるとオスカーは、余裕で香りまで我がものとして振る 舞える、伊達さがあると思います。
男性向けの香水なんて、彼の為にあるようなものです。

さて、では中堅では3人中2人が香水を使っていそう、というのが 結論なのではありません。
話は戻りますが、コミックス10巻168ページのオスカーの セリフです。

そうだ俺が勝ったら「明日一日執務はスッピン」
っていうのはどうだ?
当然香水もひかえてもらう

ここで私が思ったのは、「オスカーはとても鼻がいい」です。
着飾った人(普通は女性だがこの場合オリヴィエ)から発せられる 香りが、”化粧に由来するもの”と、”香水”と2種類あると、 分けて感じ取っている、ということです。
化粧をやめても、香水をやめなければ香りは減らないと、理解して いるのですから。
そこはやはり、恋に長けたオスカーのことです。デートの際に、
「おやレディ、いつもと違う香水をつけておいでかな?」
とか言いながら、嗅覚を発達させたのかもしれません(笑)

ということでオスカーは、普段口に出さなくても、仲間の微妙な 香りの変化に、ひとり気づいているのではないでしょうか。
「オリヴィエは今日××(香水名)を付けているから、機嫌が良い」 とか、 「リュミエールからカモミールの香りがする。リラックスしたい 気分なんだろう。」 とか。

香りから場を読む炎の守護聖。すごい、さすが犬!←違う(笑)

                 2003.7.28

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