全艦、火力を左舷に集中せよ
〜 激闘ソロモン海戦史DX リプレイ 〜


◆第2ステージ(1942年9月) 〜サボ島沖海戦〜


右図:第2ステージにおける、日本軍主力の行動

 第1次ソロモン海戦は、駆逐艦2の損害で、米海軍の巡洋艦8隻を撃沈するという大勝に終わった。加えて飛行場の砲撃と物資の投下に成功し、ガダルカナル島守備軍の士気は大いに高まった。
 しかし、アメリカ軍は昼間の絶対的な制空権のもと、着実にヘンダーソン飛行場の守備を固めていった。


イベント
第2次ソロモン海戦
戦果 エンタープライズ撃破
損害 龍驤 撃沈

日本軍編成
第8艦隊/三川軍一
 鳥海CA 夕張CL 夕凪DD 秋月DD
第6戦隊/五藤存知
 青葉CA 衣笠CA 古鷹CA 加古CA
第18戦隊/松山光治
 天龍CL 龍田CL
第2駆逐隊/橘正雄
 村雨DD 夕立DD 春雨DD 五月雨DD
第9駆逐隊/佐藤康夫
 朝雲DD 夏雲DD 峯雲DD 長波DD
第15駆逐隊/佐藤寅次郎
 黒潮DD 親潮DD 早潮DD 陽炎DD
第19駆逐隊 大江賢治
 磯波DD 浦波DD 綾波DD 敷浪DD

アメリカ軍編成
第6巡洋戦隊/キャラハン
 シカゴCA ポートランドCA サンフランシスコCA ヘレナCL
第6駆逐部隊/サウエル
 フェルプスDD ファラガットDD ウォーデンDD マクドナウDD
第12駆逐部隊/トビン
 グウィンDD グレイソンDD ファレンフォルトDD バートンDD
第15駆逐隊/ポロック
 モーリー ベンハム ラング ステッド
第22駆逐隊/ホルコム
 ブルーDD ヘルムDD ヘンリーDD、バークレーDD

陸戦状況
アメリカ軍:4262 日本軍:2540

○乱打戦/1〜7ターン
 第1次ソロモン海戦において、米駆逐艦の哨戒ラインを避け、大きく迂回しつつツラギ方面へ進路を取ったため、飛行場砲撃が効果的に行えませんでした。今回は、より進路をサボ島付近にとり、一気にツラギを目指す行動計画を立てます。
 しかし見事これが裏目に出ます。6ターンにいきなり米第15・第22駆逐隊のピケットラインに、第15駆逐隊が引っかかってしまいます。黒潮、親潮が、ブルーとモーリーに探照灯を照射され、黒潮は機関部に命中した20cm砲により火災が発生、次いでマクドナウの13cm砲が魚雷発射管に命中し魚雷が誘爆、佐藤寅次郎司令以下192名が下艦する間もなく轟沈します。一方照射したモーリーは敷浪により、ブルーは古鷹により撃沈され、また撃沈前の黒潮の砲撃によりヘルムが撃沈しています。
 7ターン、ラング、ステッド、ベンハムを相次いで撃沈しますが、陽炎、親潮が相次いで被弾、炎上します

○沈まぬ巡洋艦/8〜11ターン
 8ターン、第19駆逐隊が、米第6巡洋戦隊を発見、シカゴに砲火を集中し、10発の13cm砲を命中させ撃沈します。一方炎上中の陽炎、親潮はシカゴ、ヘレナの20cm砲により波間に消えます。
 9ターン磯波がヘレナを探照灯照射し、古鷹、鳥海、夕張、五月雨他計9隻が、20cm砲弾5、14cm砲弾1、13cm砲弾12をたたき込みますが、分厚い装甲に阻まれ致命傷を与えることができません。
 10ターン、第6戦隊の巡洋艦が、ヘレナ、ポートランドに火砲を集中する一方、探照灯照射を続ける磯波が、サンフランシスコの攻撃により沈みます。11ターン、第6戦隊は米第6巡洋戦隊を、残る駆逐隊は米第6駆逐部隊を攻撃します。これによりファラガット、ウォーデン、マクドナウを沈めますが、肝心の巡洋艦はまだ沈みません。

○勇者の死/12ターン〜
 12ターン、第8艦隊、第6戦隊が一気に間合いを詰め、6000mの近距離からの砲撃を開始します。これによりようやくヘレナが撃沈、翌13ターンにはサンフランシスコとポートランドにもとどめを刺します。しかしながらポートランドには19発、サンフランシスコには19発+魚雷1、ヘレナにはなんと30発もの命中を与え、ようやく沈めることができたのです。
 14ターンから16ターンにかけて、飛行場を砲撃し、17ターンには第9駆逐隊による物資の投下が行われ、逐次離脱となりました。


サボ島沖海戦
戦果
撃沈
シカゴCA サンフランシスコCA ポートランドCA ヘレナCL
ブルーDD ヘルムDD フェルプスDD ファラガットDD ウォーデンDD マクドナウDD モーリーDD ベンハムDD ラングDD ステッドDD

損害
撃沈 黒潮DD 親潮DD 早潮DD 陽炎DD 磯波DD
大破 敷浪DD
中破 浦波DD



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