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〜 格納庫 : F1ミニmini辞典 〜


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アウトードロモ・エンツォ・エ・ディノ・フェラーリ
 イタリアのサーキット。サンマリノグランプリ開催コースとなっている。サーキットの名前が示すように、フェラーリのホームサーキットでもある。

アウトードロモ・ホセ・オスカル・ガルベス
 アルゼンチンのサーキット。アルゼンチングランプリ開催コースであったが、1998年の開催が最後となった。

アウトードロモ・ホセ・カルロス・パーチェ
 ブラジルのサーキット。1990年よりブラジルグランプリ開催コースとなっている。非常にバンピーなコースで、マシン・ドライバー共に負担が大きいサーキットとして有名。また数あるF1コースの中で、唯一左まわりのレイアウトを持つ。

青旗
 ブルー・フラッグのこと。周回遅れの車、もしくは明らかに速度の遅い車に対して、後続車を抜かせるように指示する旗。

赤旗
 レッド・フラッグのこと。重大な事故等でレースが中止になることを示す。その時点で周回数の7割を消化していればレースは成立となるが、7割未満の場合、レースのやり直しまたは2ヒートでレースが争われる。

アクティブ・サスペンション
 路面のバンプ(凹凸)をセンサーで感知し、適切な車高をサスペンションに伝える装置。コーナーリングスピードが高くなり危険との判断で、現在は禁止されている。

アルバートパーク・サーキット
 オーストラリアのサーキット。1995年よりオーストラリアグランプリの開催コースとなっている。

アンチロック・ブレーキシステム
 ABSのこと。ブレーキによる車輪のロックをセンサーで感知し、電子制御によりブレーキをオン・オフするシステム。制動距離の短縮、タイヤロックの回避などに絶大な効果がある。現在は禁止されている。

イエロー・ブック
 F1のルール(レギュレーション)が定められている、FIAが毎年発行している本のこと。黄色い表紙からその名がある。車の全長・全高からタイヤの溝の数、予選での周回数に至るまで、細かく規定されている。最近のトレンドとして、コーナーリングスピードの減殺をはかるルール(ハイテク技術の禁止、メカニカルグリップの低下)が多く追加されている。

イエローフラッグ
 黄旗のこと。事故やその他で、掲げられている区間で追い越しが禁止であることを示す。またスタート時に振られると、エンジンストールなどの事故が起きていることを示し、スタートは無効になる。

インダクション・ボックス
 エンジンへの空気取り入れ口。現在のF1マシン(フォーミュラマシン)では、コクピット後方ドライバー頭部の上に置かれる。

ウイッシュボーン
 サスペンション形状の名称。タイヤ付け根を頂点とするV字型のサスペンションアームを指す。

ウイング
 ダウンフォースを得るための代表的な空力デバイス。車の前と後ろにある大きな翼状のデバイズ。中には、車体中央に小さなウイングを付ける車もあった(現在は禁止されている)。

ウイングカー
 車体下面を凹型に形成し、車体全面からダウンフォースを得る車。現在は車体下面を平らに形成すること(フラットボトム)が義務づけられている。

ウイングボーン
 1996年にティレルチームが導入した空力デバイス。サスペンションアーム(ウイッシュボーン)を、カーボン製の板で形成した物で、ウイング効果があるとされた。

ウイングレット
 空気の流れを制御し、より多くのダウンフォースを得る、またはより空気抵抗を減らすための装置。小さなウイング形状をしていることが多い。リアタイヤの乱流を整え、リアウイングへ理想的な空気の流れを導く、リアウイングレットなどがある。

ウォームアップ
 決勝当日の午前中に行われるフリー走行。通常30分が与えられ、周回数に規定はない。

エアロ・ダイナミクス
 航空力学のこと。F1では、空気の流れを制御する技術のことをさす。

エース・ドライバー
 車や待遇で、チームが擁する他方のドライバー(セカンド・ドライバー)より優遇されているドライバー。多くの場合、実績が高いとかチャンピオンシップを争っているドライバーを指す。

エストリル・サーキット
 ポルトガルグランプリ開催コース。1997年まで開催されるが、以降ポルトガルグランプリが消滅したため開催されていない。

エンジン
 F1マシンの搭載するエンジンは、高回転・高出力のエンジンで、現在は3リットルの自然吸気エンジン(3lNAエンジン)に限定されている。1988年までは、1.5リットルの過給器付き(ターボ)エンジンが使用されていた。

エンジンサプライヤー
 エンジンを供給しているメーカー。F1の場合、フェラーリなどのごく一部のチームを除き、シャシーメーカーはエンジンを作成しておらず、他社から供給してもらっている。供給方法にはワークスとカスタマーがある。

エンジンストール
 スタート時やピットイン後のリスタートで、エンジンがストップすること(エンスト)。F1マシンにはスターターがついていないので、エンストした場合は、メカニックが外部からエンジンを始動させなければならなく、大きなタイムロスにつながる。

オイル・フラッグ
 オレンジと赤の縦縞が入った旗。オイルや降水などで、路面が滑りやすい状況であることを示す旗。

オーバルコース
 楕円形のコースのこと。カート(インディーカー)等では多く見られるコースレイアウト。

オレンジディスク
 マーシャルが表示する旗の一つ。黒字に丸いオレンジの旗。カーナンバーと共に示され、該当する車にトラブルが発生していることを示す。ドライバーは直ちにピットインしなければならない。

オー・ルージュ
 言わずと知れた、スパ・フランコルシャンサーキット(ベルギー)の名物コーナー。下りから登りにかかるブラインド・コーナーで、縦横両方のG(加重)がかかる高速コーナー。鈴鹿の130Rと並び、ドライバーの評価が高いコーナーである。フランス語で「赤い水」を意味する言葉。

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